牝馬クラシック桜花賞が目前となりました。
3歳牝馬のマイル女王を決める本レースは阪神 芝 外回り 1600mで行われます。
最後の直線は470mあり、大きな枠順の有利不利や脚質関係なく実力通り決着がつきやすいレースですが、1番人気より2番人気の成績が良かったり、7番人気以下での勝利もあったりと少々波乱の傾向もあるレースです。
なぜ実力通りなのに波乱なのかということですが、キャリアの浅いこの時点で力関係がハッキリしていないのが原因だと思われます。
国内GⅠ最多勝利をあげた名牝アーモンドアイも当時のこの時点では2番人気、昨年引退した二冠牝馬、その後の古馬GⅠでも最前線にいたスターズオンアースに至っては7番人気だったりと、この時点ではその実力が知られていない中行われるのが桜花賞です。
今年のメンバーでは2歳GⅠ阪神ジュベナイルフィリーズを勝利したアルマヴェローチェを筆頭に各重賞勝ち馬など多く出走しますが、多くの馬は今回で初めて顔を合わせることになります。
その中でどのレースが一番レベルが高かったのか、どの馬が一番早いのかを予想するのがクラシックの面白さですね!
個人的にはキャリア2戦、どちらも強い勝ち方をしたエリカエクスプレスが気になっています。
この記事では来たる桜花賞に向けて、個人的に過去の好きな桜花賞を振り返りたいと思います。
よかったらお付き合いください。
2018年 桜花賞 1着 アーモンドアイ(二番人気 単勝3.9倍)
単勝1.8倍 一番人気 ラッキーライラックをかわして勝利。
後に牝馬三冠、G1勝利史上最多9勝を成し遂げた名馬アーモンドアイのG1初勝利戦。
後方2番手の位置から直線でまとめてかわす末脚は圧巻。
最終直線は2:20~

2021年 桜花賞 1着 ソダシ(二番人気 単勝3.6倍)
デビューからG3 2勝 G11勝を含む 4戦4勝で挑んだ舞台。
実績は間違いないが、白毛は走らない と競馬ファンの中で囁かれていたのを覚えています。
この間違いない実績で人気に蓋をかけられたのはそれが原因でしょう。
白毛は走らない これまでのセオリーを真っ向から立ち向かいぶっ壊すソダシに惚れました。
最終直線は1:10〜
2007年 桜花賞 1着ダイワスカーレット(三番人気 単勝5.9倍) 2着ウオッカ(一番人気 単勝1.4倍)
一番好きな桜花賞は間違いなくこれです。
私は歴代競走馬の中で一番好きなのはウオッカですが、実力で言えばダイワスカーレットのほうが上と思っています。それがよくわかるのがこのレースです。
この桜花賞の前走、チューリップ賞で二頭は戦ってますが、その時はウオッカの勝利。完全に実力で負かしました。
それを受けての桜花賞の人気ですが、安藤勝己騎手とダイワスカーレットは前走の負けを受けて早仕掛けを打ち、更に逃げて伸びる二枚腰を使いウオッカを下します。
チューリップ賞も桜花賞もこの二頭のワンツー決着ですが、いずれも三着以下との着差が開きすぎておりこの二頭は別格とこの時証明されました。
後にウオッカはこの年、64年ぶりに牝馬でダービーを制覇。
翌年にダイワスカーレットが37年ぶりに牝馬で有馬記念を制覇という偉業を達成しています。
この二頭は、私が競馬を好きになるきっかけでした。
最初に一冠を手にするのはどの馬か?今年も楽しみですね!
よかったら、皆さんの予想や感想などもお待ちしています。
最後まで見て頂きありがとうございました♡