今回はX(旧Twitter)で利用できる検索コマンドについて紹介、解説します。
普段検索を使っていない方も、こんなこともできるの!?と目から鱗なコマンドも存在します。
X利用者にとって情報収集や集客など様々な場面で活用できます。
ぜひ気になる所だけでも参考にして頂ければ幸いです。
検索コマンドについて
検索コマンドとはXの検索バーに特殊な記号や文字を追加することで、膨大なポストの中から必要な情報だけを探し出せる機能です。
通常の検索では数十件のポストをスクロールして確認する必要がありますが、検索コマンドを使えば素早く見つけることができます。
検索コマンドを使うと、特定のアカウントの投稿だけを表示する、期間を絞って過去のポストを探す、画像付きの投稿のみを集めるといった細かな条件を絞り込むことが出来ます。
さらに、いいねやリポスト数の多い人気投稿を見つけたり、地域や言語を限定して検索したりすることも可能です。
すべてのコマンドを紹介すると膨大になってしまう為、今回は活用できそうなものに絞ってコマンドをいくつか紹介していきます。
ユーザー検索
ユーザー検索は、検索バーにユーザーの名前、@付きのユーザー名を入力することで検索することができます。
名前の一部を入力するだけで候補が出てきます。
@ユーザー名も一部入力で候補が出てきます。
相互フォローの人が優先で候補に挙がるので、相手のプロフィールページに飛ぶ際に便利です。
from to検索
from検索は指定したアカウントから発信した投稿のみを表示します。
コマンドは from:@ユーザー名
from:@ユーザー名のみだと、特定のユーザーが発信したすべてのポストが表示されるため、更に絞り込みたいときは
from:@ユーザー名 〇〇〇〇 ←検索したいワード
と検索すると、ユーザーの〇〇〇〇を含んだポストが表示されます。
to検索は指定したアカウント宛てのポストを表示します。
コマンドは to:@ユーザー名
fromに比べて使用する機会は少ないですが、特定の商品に対しての世間の評判を調べるなど、使い方次第では有効に使えます。
from同様、特定のワードを含んだ絞り込み検索も可能です。
since until検索
since検索は指定した日付以降のポストを検索できます。
検索したいワード since:年-月-日で検索すると、指定した日付から現在までに絞って、指定したワードでの検索結果を表示することができます。
例「since:2024-01-01」と入力した場合、2024年1月1日から現在までを検索することができます。
対称にuntil検索は指定した日付以前のポストを検索できます。
検索したいワード until:年-月-日で検索すると、過去から指定した日付までに絞って、指定したワードでの検索結果を表示することができます。
応用することで特定のワードや人物の過去のポストを検索することも可能です。
min_検索
min_検索ではリポスト、いいね、リプライの最低数を指定してポストを検索することができます。
最新と併せて今バズっているポストを検索したり、反応が多かったポストを検索するのに便利です。
min_retweets:100 リポスト100以上
min_faves:50 いいね50以上
min_replies:30 リプライ30以上
主な活用方法
これらのコマンドは組み合わせることで様々な使い方ができます。
例えば、キーワード検索やuntil検索などを使い、推しの過去のポストを掘り起こして拡散したりすることも可能です。
他にも、自分の分野の特定のキーワードについて呟いてるユーザーに対してアプローチして営業をかけることも可能です。
また、検索範囲をフォローしているアカウントに絞り込むことも可能です。
特定のキーワードやハッシュタグで呟いているフォロー中のアカウントのポストを一度に検索できるので便利です。ぜひご活用ください。