クラシック二冠 日本ダービーが直前となりました。
私は日本競馬GⅠのなかで特に日本ダービーと有馬記念は特別だと考えております。
普段のGⅠ記事より少し特別なものにしたいと思いデータ解析的なものも書いていきます。
まずは過去のダービーを振り返っていきましょう!
2013年 ダービー 1着 キズナ(一番人気 単勝2.9倍)
武豊の低迷期を救った救世主、キズナの勝った2013年。
このレースを取り上げたのは青嶋アナウンサーの迷実況ですね(笑)
青嶋アナウンサーは本当に好きで、熱い実況がとにかく定評のある方なのですが、スタミナがないのか長距離レースだとバテて迷言が多くなります。
このレースでも
「ディープ産駒タケユタカ(騎手)」 「ダービー初騎乗ロゴタイプ(馬)」
「クリスチャン・デムーロ(騎手)皐月賞馬」 「高低差200mの坂!(絶壁)」
「真ん中に……犬がっ!!(いるわけない)」
など数々の迷言を残されています。
特に最後の「キズナカッターーー!!!!(クソでか大声)」は必聴です。
最終直線は4:03〜
2022年 ダービー 1着 ドウデュース(三番人気 単勝4.2倍)
あの伝説の怪物イクイノックスを倒し、ドウデュースが勝ち切った一昨年のダービー。
このダービーのメンバーは、今見てみると異常なメンバーです。
1着ドウデュース 2022年ダービー、2023年有馬記念1着
2着イクイノックス このダービー後にGⅠ6連勝。歴代獲得賞金1位の歴史的名馬に。
3着アスクビクターモア 後の菊花賞を制覇。
6着キラーアビリティ 2021ホープフルS制覇。
7着ジオグリフ 2022年皐月賞制覇。
9着ジャスティンパレス 2023年天皇賞(春)制覇。
振り返ってみると実に6頭のGⅠ馬が出走していたレースになります。
レース内容も非常にレベルの高い内容となっており、ムチが入った後のドウデュースの強襲と、それを追い掛けるイクイノックスのゴール前の叩き合いがとにかく熱いです。
個人的にこのレースで一番強い競馬をしたのは3着のアスクビクターモアだと思っていて、後方勢が追い上げてくる中粘り強く前に残りこのメンバー相手に3着を確保した根性に私は心奪われました。その後、見事菊花賞も制しています。
クラシックの三冠をそれぞれ別の馬が分け合う超ハイレベル世代のダービー。
最終直線は2:00~
2007年 ダービー 1着 ウオッカ(三番人気 単勝10.5倍)
最後は牝馬ウオッカが64年ぶりダービー牝馬Vを決めた2007年ダービーです。
上とは違い、この世代の牡馬はレベルが疑問視されており、人気を覆しウオッカがまとめて牡馬を一蹴するというもはやアニメのような展開でした。
この時ウオッカは3番人気でしたが、このときはまだ牡馬>牝馬の固定概念が競馬ファンの間では強く「応援馬券」的な人気を集めた結果でした。蓋を開けてみれば、10.5倍なんて信じられないくらいのレースっぷりを見せてくれました。
「これは恐れ入りました!2歳女王はなんと、牡馬を交えての3歳の頂点へ!」
馬場の真ん中を堂々と突き抜ける姿は是非観てほしいです。最終直線は6:56~
ダービーの傾向
ダービーは人気通りの結果になりやすいレースです。
東京2400mという誤魔化しの効かない舞台でのレースとなっており、特に直線が長いので上がりが使える馬を狙うのがセオリーです。
また、枠順別成績を見ると1,2,3枠の内枠の成績が群を抜いてます。
過去20年の勝ち馬20頭中12頭を1~3枠で占めており、人気馬はもちろん人気薄の激走も多く、2014年以降だけでも6番人気以下で3着以内に入った馬の7頭中4頭が1~3枠、うち3頭は2桁人気という結果となっています。
人気通りに決まりやすいと書きましたが、人気薄を狙うなら内枠から選ぶのが鉄則です。
前日の前売りオッズの段階では、1,2,3枠の中でレガレイラ以外は人気薄なので、このあたりから選ぶと夢が見れますね!
皐月賞馬ジャスティンミラノが二冠を獲るのか。
牝馬のレガレイラが改めてルメールとタッグを組み、牝馬ダービーVを獲るのか。
ダービー最多勝騎手武豊が青葉賞組不振のジンクスを払拭し、シュガークンとダービー7勝を獲るのか。
今年のダービーもワクワクしますね!
よかったら皆さんの思い出のダービーや、明日のダービーについてコメントくれると嬉しいです。
最後まで見て頂きありがとうございました!