牝馬クラシック 秋華賞が目前となりました。
今年の3歳牝馬は実力が拮抗しており、2歳G1の阪神JFではアスコリピチェーノ、桜花賞ではステレンボッシュ、オークスではチェルヴィニアと既に行われたG1すべて別の馬が勝つという見ごたえのある世代となっています。
トリプルティアラを獲るような1頭抜けてるのも面白いですが、熱いレースを見れるという点ではライバルの多い世代のほうが面白いのではないかと私は感じます。
今回アスコリピチェーノは出走しませんが、前哨戦のローズS勝ち馬クイーンズウォークや勝ち運に恵まれていない素質馬ボンドガールなどの参戦もあり、非常に見ごたえのあるレースになりそうで今からわくわくしますね!
おおまかな秋華賞の傾向としては
・差しが決まりやすい
・実力通りの人気決着になりやすい
素直に能力評価で選ぶのが妥当かもしれませんね。
秋華賞はトリプルティアラ最後の一冠ということもあり、三冠達成の瞬間が見れるレースなので今回は三冠牝馬を厳選して各レース紹介します。
2018年 秋華賞 1着 アーモンドアイ (一番人気 単勝1.3倍)
アーモンドアイが史上5頭目の三冠牝馬を達成した2018年秋華賞。
後方からの差し切り勝ちの100点と言っても過言ではないレース内容ですが、このレースの実況がとても良いです。
「この馬には三冠すらも通過点」
かなり大胆な実況ですが、アーモンドアイはこのあとトリプルティアラ含む国内GⅠ8勝、海外GⅠ1勝の計9勝を成し遂げました。
その後の実績がすごすぎて牝馬三冠を獲ったことを忘れられがちですが、伝説の幕開けとも呼べるこのレースを是非一度ご覧ください。
最終直線は5:48~
2023年 秋華賞 1着 リバティアイランド (一番人気 単勝1.1倍)
リバティアイランドが史上7頭目の三冠牝馬に輝いた2023年の秋華賞。
単勝1.1倍の圧倒的一番人気に支持され、見事期待に応えた形になりました。
残り600mからまくっていき、耳へと響く風切り音の高まりに、大歓声が既に呼応する直線コースという名実況とともに迎える最後の直線。最終コーナーで先頭まで上がっていったリバティアイランドはそのまま譲ることなくゴール板を駆け抜けます。
次走の予定がまだ決まってないリバティアイランド。彼女が次にどこを目指すのか、今後の活躍にも期待ですね!
最終直線は2:06~
2020年 秋華賞 1着 デアリングタクト (一番人気 単勝1.4倍)
デアリングタクトが史上初 無敗の三冠牝馬を達成した2020年の秋華賞。
あの怪物アーモンドアイでも成し得なかった無敗をやってのけたのがデアリングタクト。三冠を獲った後は怪我に悩まされ思うように結果を残せませんでしたが、このレースの勝ち方は他を寄せ付けない横綱相撲でした。
咲いた、咲いた、三冠の華!
強く、逞しく、美しく、デアリングタクト三冠達成ー!!
ゴール直後のこの名実況は後世にも語り継がれるべきですね。
最終直線は6:28~
今年はどんなレースが見られるでしょうか。
ステレンボッシュ、チェルヴィニアが2冠を獲るのか、別の馬が勝って3冠を分け合うのか
今から楽しみですね!
最後まで見ていただきありがとうございました。
皆さんの思い出の秋華賞などあったらコメント欄で教えてくれたら嬉しいです♡