三歳マイル王決定戦 NHKマイルCが目前となりました。
今年の3歳馬は個人的にハイレベルだと思っており、牡馬と牝馬の力関係も互角だと感じています。
東京 芝 1600mの舞台で行われる本レース。
通常、実力通りで決まりやすい舞台ですが、NHKマイルCは毎年波乱傾向にあります。
過去10年で、1番人気に支持されて1着だった馬は2頭のみとなっており、実力通りにはいかないケースが多いです。
原因は3歳時点で目標となる重賞レースが少なく、後にスプリンター(短距離)路線で活躍する馬も本レースに出走してくることにより、レース全体がハイペースとなり脚を溜めた人気薄の馬にチャンスが巡ってくるのだと考えています。
キャリアの浅いこの時期にハイペースを経験する馬も少なく、人気通りには決まらないということが多いようですね。
今年は昨年の阪神JF覇者アスコリピチェーノ、朝日杯FS覇者ジャンタルマンタルが人気を集めそうですが、果たしてどうなるでしょうか。
波乱余地のあるG1も珍しいため、普段買わない方も「名前が好きな馬を買う」とかの理由で買ってみるのも面白いと思いますよ!
この記事では過去のNHKマイルCを動画とともに振り返りたいと思います。
2023年 NHKマイルC 1着 シャンパンカラー(9番人気 単勝22.2倍)
昨年のNHKマイルCは悪天候の中行われました。
本レースの結果は 9番人気 8番人気 3番人気の順で決着しましたが、オッズが割れていた為大波乱とはなりませんでした。
勝ったシャンパンカラーはドゥラメンテ産駒。
ドゥラメンテが亡くなった今、産駒が種牡馬入りできることが何より嬉しかったです。
シャンパンカラーのその後の戦績は振るいませんが、健康なまま繁殖入りしてほしいですね。
このレースは勝ったシャンパンカラーはもちろんですが、2着のウンブライルの末脚が強烈でした。
ウンブライル軸で買っていた私の興奮は半端じゃなかったです。そんな思い出のNHKマイルC。
最終直線は1:18~
2007年 NHKマイルC 1着 ピンクカメオ(17番人気 単勝76.0倍)
大波乱と言えばこのレース。1着17番人気 2着1番人気 3着18番人気
三連単の払い戻し金額は驚愕の9,739,870円となりました。
この年はウオッカがダービーを制した年で、この世代は牝馬<牡馬が顕著に感じられる年でした。
このレースで17番人気で1着となったピンクカメオも牝馬。
3着に入ってきたムラマサノヨートーも単勝136.6倍の18番人気。
世代レベルが疑問視される年では、人気薄でもきっかけがあれば馬券に絡んでくるということをわかりやすく表したレース。最終直線は1:00~
2021年 NHKマイルC 1着 シュネルマイスター(2番人気 単勝3.7倍)
シュネルマイスター、ソングラインのワンツー決着だった2021年のNHKマイルC。
この2頭は本当に好きな2頭です。
この時2着 7番人気だったソングラインは後にG1を3勝する名牝となりました。
この2頭は牡馬と牝馬ですが、このときから引退までぶつかることが多く、このレース以降はすべてソングラインが先着しています。
NHKマイルC時点で7番人気だったことを考えると、キャリアが浅く正当な評価が得られていなかったのだと思います。今年もそんな馬が潜んでいることを期待しています。
最終直線は1:07~
今年のNHKマイルCも楽しみですね!G1馬 2頭が格の違いを見せつけるのか、人気薄が台頭してくるのか。過去のレースも振り返りつつ、予想を楽しみたいと思います。
よかったら、皆さんの好きなレースは馬をコメントで教えてください。
最後まで見ていただきありがとうございました♡